こんにちは。フリーランス管理栄養士のちひろです。
現在は主にライター業務を行っています。
最近は副業について問い合わせや質問が来ることが多いので、私の経験をもとにお伝えできることを伝えていきたいと思っています。
管理栄養士で副業を始めたくてライティングに挑戦したいけど、なかなかうまくできない。自信がない。
クラウドソーシングを始めてみたけど受注できない。
そんな方のために今回はライティングのコツや受注の増やし方などを解説していきたいと思います。
私は副業歴が2年ほどあり、そのうち1年ほどはコラムや記事などのライティングを中心に行っていました。
ベテランライター!とまでは言えないですが、初心者目線でのコツなどをお伝えすることはできるかな、と思っています。
初歩の初歩の、ライティングの入り口についてお伝えしていきます。
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目次
ライティングの基本
①文章のテーマを理解する
②構成(目次)を考えてから書く
③文章はとにかく簡潔に
①文章のテーマを理解する
テーマやキーワードなど、文章の目的をしっかり理解してライティングしましょう。
例えば「低糖質の間食」がテーマなのに、「間食は食べちゃダメ」「食事のバランスを整えましょう」という内容ばかりを書いてしまうのはNGです。
もちろん、書いていることは間違っていませんが、テーマの理解としては間違えてしまっています。
わかりやすく例えると、「ナッツとかするめとか、低糖質のおやつを買ってきて」と頼んだのに「ミニトマトを買ってきた」ようなものです。
確かに低糖質かもしれませんが、ちょっと困りますよね。
「低糖質の間食」について知りたい方は、「低糖質の間食の種類」を知りたかったり、「なぜ間食に低糖質のものを選ぶと良いのか」という理由を知りたいのです。
栄養士として正しい情報を発信していても、読者が求めている情報とずれている。
記事作成をお願いする側からしても困ってしまいます。
与えられたキーワード、テーマをしっかりと理解して、それに沿ったライティングしましょう。
②構成(目次)を考えてから書く
ライティングする時に、何も考えずに1から文章を作っていませんか?
ライティングをする際は、構成(目次)から書き始めるのが基本です。
1から文章を考えるのは、下準備もなしに料理を始めることと同じです。
料理を始めるなら、野菜や肉などの食材を用意する、鍋やボウルなどの料理器具を出す、野菜の下茹でをする、などの下準備から始めますよね。
何も準備していなければ、「ほうれん草茹でてなかった!」「ケチャップがなかった!」などと、当初作りたかった料理ではなくなってしまう可能性もありますよね。
ライティングも同じで、きちんと下準備をすることで、まとまった文章を作ることができます。
具体的には「見出し」から書き始めて、そこから本文に肉付けしていくイメージです。
このブログも「目次」から書き始めています。
③文章はとにかく簡潔に
文章は簡潔な読みやすい文章を心がけましょう。
読者が読みたいのは、あなたの個性が盛り込まれた文章でなくて、必要な情報が詰まった読みやすい文章です。
例えば「ほうれん草の下茹での仕方」が知りたいのに、冒頭に「ほうれん草と私の思い出」みたいな文章があったり、回りくどく説明されたりすると、そのページを飛ばしてしまいますよね。
ある程度、自分の個性を求められたり、個性を出した方が良い部分もあったりしますが、クラウドソーシングなどで人から頼まれて書く文章であれば、簡潔でとにかくわかりやすい文章を心がけましょう。
さて、①~③に関して、基本的なことを説明しました。
「SEO」と言われるグーグルの検索システムの知識や、細かいテクニックなどを知ればライティングはもっと上達します。
書けば書くほど上手になりますが、上手になる方法を知らなければいくら書いても上達しません。地道に勉強して実績を積んでいきましょう。
ライティングの受注の増やし方
主にクラウドソーシングサイトで受注していくコツです。
①案件応募の際のメッセージで自分の情報を出し切る
②提示できる実績を用意しておく
③発注者のニーズを知る
※クラウドソーシングサイトとは、仕事をしたい人と仕事を探している人を結び付けてくれるサイトで、クラウドワークスやランサーズが大手どころです。
以下の記事の後半で簡単に説明していますので、知らない方は目を通してみてください。
>>管理栄養士が副業するなら!まずはライティングがおすすめなワケ
私はクラウドソーシングサイトを使い始めて1か月も立ちませんが、栄養関連の仕事だけで10本以上受注できています。
中には40倍以上の倍率だったものもあり、自分でも驚いています。
私は経験もあり好条件にしぼっていますが、それでもお仕事を依頼していただけるというのはそれなりに私に魅力を感じてもらっていたり、発注者のニーズに合った提案ができているからだと思っています。
①案件応募の際のメッセージで自分の情報を出し切る
好条件の案件には、たくさんの応募が殺到します。
そんな中で選んでもらうためには、パッと見ただけで「この人にお願いしたい!」と思わせることが大切です。
クラウドソーシングサイトでは、案件に応募する時にメッセージを送ることになっていますが、ここに自分の全情報を載せましょう。
もちろん、
・だらだらと書くこと
・必要な情報以外を書くこと
はNGです。
例えば、「栄養に関する記事募集」なのに、「大学生の時にマラソン大会で優勝しました!(=根性や体力はありますよ!)」というアピールをしても、確かに素晴らしいことかもしれませんが、「栄養に関する記事作成」に必要なスキルではないですよね。
(※これが、「スポーツ栄養に関する記事」であればアピールの仕方を工夫ですればOKです。)
こういったアピールがずれている時点で「この人にお願いして大丈夫?」と不安になりますし、長いプロフィールは読まれにくいです。
私は基本的には下記の画像程度の箇条書きで、これに必要な情報を書き加えたものを送っています。
もちろん、自己PRなども載せてくださいね^^;
長々とアピールせず、必要な情報を端的にまとめましょう。
②提示できる実績を用意しておく
ブログをしていたり、どこかのサイトに掲載された記事があれば、URLを必ず提示しておきましょう。
そういったものがない方は、ワードなどで記事を2~3本程度作成して、案件に応じて提出できるようにしておくと良いです。
理由は、実績を見せることで、相手に安心してもらうためです。
提示することで、この人がどんな文章を書けるのか?どんな実績があるのか?と実際に見て確認してもらうことができますよね。
例えば、食べたことのない食べ物を買う時に、試食があるものとないものであれば、試食出来て味がわかるものの方が選ばれやすいですよね。
実績がない方は、1500~2000字程度の記事を2~3本書いてみて、その記事を提案する時に添付すると良いですよ。
また、個人のブログを提示する時は、その案件に見合った内容のページのURLを提示するとアピールがさらに効果的になります。
③発注者のニーズをしる
発注者に求められている記事が提供できる旨をアピールしましょう。
案件の内容をよく読んで、その発注者がどんなことを大事にしているか、どんな記事を求めているか?をよく理解しましょう。
募集内容の中に「求めている人材」について書かれているはずです。
自分の能力以上のことをアピールするのはおすすめしませんが、自分を採用することで発注者に生じるメリットなどを書けると良いですね。
例えば「働く男性向けのダイエット記事の依頼」であれば、「40~50代の男性のダイエット指導経験が●件あるので、その年代の悩みや食事の事情などはよく把握できています。」などですかね。
自分を採用することでのメリットを上手にアピールしましょう。
まとめ
【ライティングの基本】
①文章のテーマを理解する
②構成(目次)を考えてから書く
③文章はとにかく簡潔に
【ライティングの受注を増やすコツ】
①案件応募の際のメッセージで自分の情報を出し切る
②提示できる実績を用意しておく
③発注者のニーズを知る
ライティングはすればするほどおもしろいところをどんどん発見できます。
栄養士として正しい情報を、いかにわかりやすく伝えるか?をつきつめているところです。
また発見があればお知らせします。