管理栄養士ライターの仕事をしている方の中には、もっと収入を高めたい!と思う方も多いはず。
資格を生かした副業やフリーランスの仕事として「管理栄養士ライター」は手軽にはじめられるもののひとつですが、
単価が安くて思うような収入にならないこともあるのではないでしょうか。
単価を上げられれば少ない仕事量で収入を得られるので、収入アップには仕事の単価を上げることが大切です。
こんにちは。
管理栄養士のちひろ(Twitter:@Hiro_eiyo)です。
今はフリーランス管理栄養士として、WEBライターの仕事を中心に活動しています。
私もはじめは単価が低い仕事に悩んでいましたが、
さまざまなステップを経て「質を高めて量を減らす(単価の高い仕事を受けて、仕事量を減らす)」ことが実現できつつあります。
そんな私の経験をもとに、
この記事では、管理栄養士ライターが単価を上げて収入を高めていくコツをお伝えします。
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目次
管理栄養士ライターの収入は単価で決まる
副業でもフリーランスでも、WEBライターの収入を単純に考えると、
単価 × 仕事した数 = 収入
となります。
いくらたくさん仕事をしていても、
単価が安ければ収入は安いまま、
反対に単価が高ければ、より少ない仕事量で高収入を得ることができます。
会社員やアルバイトであれば、仕事が早かろうが遅かろうがお給料は支払われますが、
副業やフリーランスは「単価」を考えてお仕事することが大切です。
そのためにはいくつかのコツを知り、単価を高めていきましょう。
管理栄養士ライターが単価を上げる5つのコツ
真面目にコツコツとお仕事を続けていくことも大切ですが、
単価を上げるためにはWEBライターに求められるものを知り、クライアントのニーズを満たしていくことが大切です。
管理栄養士ライターが単価を上げる5つのコツは以下の通り。
それぞれ詳しくみていきましょう。
コツ1:クオリティの高い記事を納品しよう
まずは記事のクオリティを高め、クライアントが満足する記事を納品することが大切です。
具体的には、
・根拠を提示する
・文章レベルを高める
この2つを心がけます。
専門職が大切にしたい根拠の提示
管理栄養士という資格を持ったライターなら、記事の根拠をきちんと示していくことが大切です。
検索上位の記事には、
「ビタミンCで風邪が治る!」
なんていう、根拠の薄い、見ていて悲しい記事が多いのが事実です。
管理栄養士が書くなら、
きっとビタミンCの働きを正しく説明できるかと思いますが、
クライアントに根拠を提示することで信頼を高めることができます。
たとえば記事のメモ欄に、
「厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)」の●P目の「~~」という記載をもとに書きました。
などと書いたうえで、
記事に「参照」や「参考」として記載します。
例えばこんな感じ↓
この根拠の提示がしっかりとでき、提示できる内容が細かければ細かいほど記事の質が高まります。
これは一例で、ほかにもさまざまなことを気をつけています。
まずは専門家の書く記事として、クオリティの高い記事の納品を心がけましょう。
文章レベルを高める
根拠のある記事を書けるとともに、文章力のクオリティの高さも必要です。
いくら根拠のある内容を書けたとしても、文章のレベルが低ければ、
クライアントに修正の労力をかけてしまいますし、
誰にもその記事が読まれなければ、価値のない記事となります。
継続して仕事を貰うためにも、文章力をアップさせていきましょう。
文章レベルを高めるには「とにかく書くこと」しか上達のコツはないのかなぁ、と考えています。
私も駆け出しのころは読み返すのが恥ずかしいレベルの文章ばかり…
今でもまだまだではではありますが、
さまざまなクライアントから「修正が少なくて助かる」と言ってもらえるので、そこそこ上達しているはず…です。笑
「とにかく書くこと」が一番ですが、正しい書き方を知ることも必要です。
WEBライティングにはちょっとしたコツも必要なので、
正しい書き方がわからないまま、単に書き続けるだけではうまくはなりません。
WEBライティングをするうえで私が参考にしたのはこんな本たち↓
どちらも1000~2000円くらいなので、ちょっとお仕事すればすぐに元が取れます。
根拠がきちんとした内容で、
たくさんの方に読んでもらえる記事を書くことができると、重宝されるライターになれますよ。
コツ2:複数のクライアントと仕事をしよう
複数のクライアントと契約して仕事をすることで、結果的に単価を上げていくことができます。
たとえば、
・単価を比較できるので単価交渉しやすくなる
・収入源を分散できる(収入が減るリスクを減らす)
などといったメリットがあります。
単価交渉しやすくなる
複数と契約することで単価を比較して、単価交渉がしやすくなります。
単価交渉とは、「単価を上げて貰えませんか?」という相談をして、
単価を引き上げてもらう交渉のこと。
たとえば、
「(例)別のお仕事は~~円で受けている状況で、こちらで今後お仕事を続けていくには今の単価では厳しい」
といった具合です。
もし単価交渉が失敗して、そこで契約が終了になったとしても、
複数と契約していれば、
ほかの単価の高い仕事は残っているので、大きな痛手にはなりにくいかな、と考えます。
ただし、単価交渉には、たんなる単価の比較を伝えるだけでなく、
コミュニケーション力やクライアントとの信頼関係も大切です。
「単価を上げてもこの人と仕事がしたい!」と思ってもらえるような、
日々のやり取りも大切です。
収入を分散させる
副業やフリーランスのような仕事は、クライアントの都合で仕事が終了になることも多いもの。
複数と契約して収入を分散させることで、収入を安定させられます。
ひとつのクライアントばかりを仕事をしていると、
急に依頼が来なくなってしまったら、即収入ゼロです。
リスクを減らす意味でも複数のクライアントとの契約が大切です。
また複数とお仕事していると、
自分が「したい仕事」「条件のいい仕事」を選べるようにもなるので、
マイペースに仕事ができる、といったメリットもありますよ。
コツ3:クライアントとの信頼関係を構築しよう
単価交渉の際に信頼関係も大切、ということはお伝えしましたが、
それ以外にも信頼関係の構築は大切です。
信頼関係があると、仕事を継続してもらえるようになりますし、単価交渉せずとも単価アップになることもあります。
別の新しい仕事を紹介してもらえるなんてことも。
丁寧なやり取りを心がけることと、連絡はこまめにすること、
また常にクライアントが求めていることを考えて仕事をすること、
などを心がけて、信頼関係を作っていきます。
また単価や収入のためだけでなく、
お互い気持ちよく仕事をしていくためにも信頼関係やコミュニケーションは大切だな、と考えています。
コツ4:単価の高い「直接契約」をしよう
クラウドソーシングを使って仕事をするより、クライアントと直接契約する方が単価が高いものが多いです。
クラウドソーシングは、はじめのうちに実績を積む分にはいいですが、
基本的には「安く仕事を頼みたい」というクライアントがほとんどなので、
ここで単価交渉をしても、大きな単価アップにはなりにくいです。
はじめから単価が高いところ(直接契約)でお仕事する方が、希望の収入に繋がりやすいです。
クラウドソーシングはある程度で卒業して、ぜひ直接契約を目指しましょう。
私が直接契約のライターの仕事を探すなら、
・ツイッターの「#ライター募集」のタグで探す
・「管理栄養士 ライター募集」でGoogle検索する
・インディードで「ライター 業務委託」で探す
などという方法をとります。
参考にしてみてくださいね。
また直接契約の中でも、
クライアントの規模や種類によって記事の単価は変わります。
たとえば、
規模が小さい会社はライターに予算をかけられないところも多いので、単価が低い傾向にありますが、
反対に規模が大きい会社だと、予算をある程度かけられるので単価が高い傾向があります。
ライター募集は単価が書かれていないものも多いですが、
このようにクライアントの背景を想像してみるのもいいですよ。
コツ5:単価は「時給換算」で考えよう
「単価を上げるといっても、そもそも単価はどうやって考えたらいいの?」
と、はじめのうちは悩むかもしれません。
単価を考える上で目安のひとつになるのが「時給」です。
たとえば、
2000文字程度の記事の単価が2000円だったとして、
・1時間で書けるなら時給2000円
・4時間かかるなら時給500円
となります。
1時間で書けるなら割のいい仕事になりますが、
4時間かかってしまうなら、時給はたったの500円です。
ライティングのスピードアップはとても大切ですが、
ある程度書けるようになったら「自分がどのくらいのスピードで書けるのか?」を考えて単価を考えていきましょう。
「時給に換算して●円以下なら受けない!!」
という基準を決めておくと、仕事を受けるか受けないかの判断基準になり、
単価を高めていくことにつながっていきます。
単価を上げて、管理栄養士ライターとして活躍しよう!
資格を持ったライターというのは、それだけで強みになるものです。
頑張り次第で、文字単価10円以上だって夢ではありません。
副業でもフリーランスでも、限られた時間の中で仕事をしていくうえで単価を考えるのはとても大事なことです。
この記事があなたのレベルアップにつながると嬉しいです。
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