転職

未経験だけど管理栄養士として転職したい!「採用されるコツ」とは?

未経験で管理栄養士の仕事に転職したい方に向けた記事です。

 

管理栄養士としてやりがいを持って働きたい!
でも転職できるかな…?

 

こんにちは。管理栄養士のちひろ(Twitter:@Hiro_eiyo)です。

私は3回の転職経験があり、はじめは保育園の栄養士として4年ほど働き、調理が主な仕事でした。管理栄養士の資格を取り、その後は保健センターや病院へ転職。管理栄養士としての仕事が未経験な状態でも転職できた経験を持っています。

 

未経験だけど管理栄養士として転職したい!という方には、

・今は一般の仕事(会社員)だけど管理栄養士として働きたい
・今は調理の仕事が中心だけど、栄養指導などができるところで働きたい

というパターンがあるのではないでしょうか。

どちらにしても、資格を活かした仕事をしたいという前向きな気持ちを持っているはず。

 

未経験での転職は、やはり経験がある方に比べると不利なこともありますが、きちんと対策すれば転職先は必ず見つかります

この記事では、未経験でも転職可能な理由や、採用されるためのコツをお伝えします。しっかり対策をして、念願の管理栄養士の仕事へ転職し、自身のスキルアップにもつなげましょう。

 

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管理栄養士の転職は未経験でも可能?

未経験の場合でも、管理栄養士の仕事への転職は可能です。管理栄養士に限ったことではなく、例えば事務職→営業職、製造業→接客業への転職が可能なように、違う職種への転職は珍しいことではありません。未経験でも「その人に合った仕事」であれば転職できます。

ただし、管理栄養士は「経験があった方がのぞましい」と考えているところが多いのも事実です。管理栄養士は病院や施設に設置されている人数が少ないため、即戦力を求められる場面が多いものです。

そんな中で採用されるためには、採用側の状況や求められている人物像をしっかり把握し、適切にアピールすることが大切です。

採用側が未経験者を採用するパターンは?

未経験でも転職するために、採用側が未経験者を採用するパターンを知っておきましょう。

増員したい

管理栄養士が辞めるから募集する、という場合ではなく、増員を考えているのであれば未経験でも採用される可能性が高くなります。

入れ替わりでの募集だと、引継ぎ期間の間に仕事を覚えて貰わないといけないため、未経験よりは経験者が優遇されます。

増員であれば引継ぎの必要がないので、未経験でも人柄に魅力を感じてもらえれば採用のチャンスがあります。

募集要項に「増員のため」と書かれているものがあれば、迷わずチャレンジしましょう。

経験より人物を重視したい

経験の有無よりも、人物重視で採用を考えているところもあります。

職場でのコミュニケーションに問題なさそうな人が良い、という場合や、

以前経験者を採用して失敗した(プライドが高く仕事を教えづらい、経験者のはずなのに全く仕事ができなかった)ことがある場合なども考えられます。

 

人物重視で採用されるということは、その職場の人間関係が良い傾向かも?とも考えられます。これは転職する側にとってもメリットです。

あなたの良いところをたくさん伝えて魅力を感じてもらいましょう。

教育体制が整っているので未経験でも問題ない

先輩の管理栄養士がいる場合や、マニュアルが完備されている場合など、教育体制が整っている職場であれば未経験でも問題ないところもあります。

管理栄養士が2~3人いるうちの1人が辞める…という状況はチャンスです。募集要項には「欠員のため」となっているかもしれませんが、職場のウェブサイトをチェックしてみると管理栄養士の人数が推測できることも。

募集要項とウェブサイトを確認して、人柄に魅力を持ってもらえるよう対策しましょう。

【注意!】とにかく人手不足

これはあまり良い理由ではありませんが、とにかく人手不足の職場は「未経験でも誰でもいいから採用したい!」という場合があります。

とくに給食を提供する職場(委託会社や直営の施設、病院など)は人員が不足しやすい傾向にあるので、調理要員として管理栄養士を採用したい…という場合が考えられます。

調理も経験したい、とにかく管理栄養士として採用されたい、というのであれば問題ありませんが、栄養管理や栄養指導を行いたい場合は避けるのが無難です。

募集要項の仕事内容を確認するとともに、面接時に仕事内容の確認をしっかりと行い、
自分がしたい仕事の希望を伝えましょう。

履歴書や面接でアピールすることとは?

未経験で採用されるために、アピールする内容のポイントをお伝えします。

経験や熱意を伝えよう!

未経験で転職したい方がアピールできることとして、

・転職先に活かせる今までの経験
・あなたの人柄
・自己学習する姿勢を持っていること(管理栄養士としての知識不足をカバー)
・管理栄養士として働きたい熱い気持ち

などがあります。

採用側の方針、仕事内容にマッチした適切なアピールを行い、また管理栄養士として働きたい気持ちを熱く伝えることが大切です。

ただし、熱意を熱く伝えすぎると逆効果になることもあるので、あくまで冷静に熱意を伝えることを意識しましょう。

経験や人柄を伝えるときは、具体的なエピソードを追加しよう

経験や人柄を伝えるときは、具体的なエピソードや客観的な評価を入れるようにすると信ぴょう性が増します。

例えば「接客をしているのでコミュニケーションが得意」よりも、

接客をしており、アンケートの<感じの良いスタッフ>で4週連続1位になったことがある

という方が客観的な評価があって、あなたの魅力が伝わりやすくなります。

 

または「早番で早起きをしており、遅刻したことがない」よりも、

早番では4時起きをしていたが遅刻したことがなく、
不規則なシフト制の仕事でも体調を崩さない根性がある

という方がしっかりと人柄を伝えられますね。

小さなことでも良いので、アピールできるポイントを探してみましょう。

適正診断で自分の強みを探してみよう

もしアピールすることが見つけきらない、自分の魅力がわからない…という方は、適性診断を受けてみて自分の強みを見つけてみましょう。

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未経験での転職は、落ちても諦めない姿勢も大切

転職は「運」「ご縁」といった要素が強いものです。また管理栄養士の仕事は地域によってはなかなか募集が出ないこともあるので、もし書類選考や面接で数件落ちてしまったとしても、長期戦を覚悟すればよい求人に巡り会える可能性が高まります。

なるべく今の仕事を辞める前から転職活動を始め、諦めない姿勢で取り組むことが未経験での転職を成功に近づけてくれますよ。

管理栄養士の仕事はやりがいがあって、私自身も大好きな仕事です。転職の成功を応援しています!!

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