副業 在宅ワーク 栄養士の仕事

管理栄養士ライターは稼げない?稼ぐポイントと高単価案件の見分け方を知ろう

こんにちは。管理栄養士のちひろです。

フリーランスの管理栄養士で、主にライター(執筆)の仕事をしています。

 

 

管理栄養士の免許を活かし、自宅できるのが魅力のライターの仕事。

 

副業や子育ての合間に挑戦してみたい!

 

という方も多く、相談を受けることもあります。

 

実際、ライターの仕事で稼ぐことはできるのか、気になる部分もあるのではないでしょうか。

 

この記事では、ライター歴3年の私が自身の経験をもとに、

 

管理栄養士ライターは稼げるのか?
稼ぐためのポイントや高単価案件の見分け方は?

 

といった内容を解説していきます。

 

※本記事は広告リンクを含んでいます。

【結論】管理栄養士ライターは「とっても稼げる」とは言いにくい

残念な結論をお伝えしますが、管理栄養士ライターの単価は「とびきり高い!」とは言いにくい分野です。よって「とっても稼げる!」とは言えない仕事です。

なぜこのような結論に至るのか。単価の仕組みを交えながら、少し細かい話をお伝えします。

栄養や食に関する商品が安いから

そもそもWEBライターが必要とされるのは、コンテンツ(記事)を充実させてウェブサイトに集客し、商品やサービスを売りたいという理由があるから。

 

この売りたい商品やサービスが高価になるほど、ライティング単価も高まる傾向があります。

 

たとえばライティング単価が高いといわれる金融系(株取引・保険・クレジットカード)や不動産(住宅購入・リフォーム)などのジャンルは、いずれも売りたい商品が高額ですよね。売り上げの金額が大きい分、ライティングに予算をかけられる(=高単価)、というわけです。

 

それに比べ、栄養系の商品といえば食品が主。1件売れたら何十万、何百万、何千万にもなる商品に比べると、どうしても安くなります。よってライティングにかけられる予算も少なくなりがち。

これが栄養系のライターの単価が高くない理由です。

では、管理栄養士ライターは稼げない?

ここまで話を聞くと、

 

ライターの仕事は稼げないのかぁ…

と思ってしまうかもしれません。

 

でも「高くない」のであって、決して「安い」わけではありません

なぜなら、栄養系の分野は専門知識を必要とされるから。

 

SEO対策として「専門性・権威性・信頼性」はとても大切な要素。「誰が書いたか?」というのが重要視されます。

無資格者の書く栄養や食に関する記事より、専門家である管理栄養士や栄養士の書く記事の方がSEO対策に有効です。

 

メモ

SEOとは、検索エンジン最適化のこと。特定のワードで検索したときに、上位に表示されるように対策を行うことをSEOまたはSEO対策といいます。

 

SEO対策のため有資格者は重宝される傾向にあり、一定の単価は確保される場合が多く、単価が安すぎることはありません。(もちろん例外もありますが…)

 

がんばり次第では単価を高められるため、会社員以上の収入を得ることも可能ですよ。

こちらもCHECK

【現役フリーランスが解説】フリーランスの管理栄養士の収入や年収・仕事内容は?

この記事では「フリーランスの管理栄養士の収入や年収は?」また「フリーランスの管理栄養士ってどんな仕事内容なの?」といった内容について、現役フリーランスの管理栄養士が解説します。

続きを見る

管理栄養士ライターとして稼ぐにはどうしたら良い?

管理栄養士ライターとして稼ぐポイントは以下の通り。

1.記事の品質を高める
2.たくさん書く(案件数をこなす)
3.クライアントファーストで仕事をする
4.医療分野や薬機法関連分野などの専門性を身に付ける

詳しくみていきましょう。

1.記事の品質を高める

記事の品質を高めれば、継続の依頼や新規の依頼の声がかかりやすくなり、安定的に仕事を得られます。また単価アップの材料にも。

 

品質を高めるために、何らかのライター講座を受けるのも良いですが、フィードバックを貰えるクライアントとお付き合いできるようになると、すぐに成長できますよ。

2.たくさん書く(案件数をこなす)

単価が多少安くても、たくさん書けばある程度の収入になります。

 


2000字4000円×月30本 ⇒12万円の収入
(1記事3時間×30本=90時間 ⇒時給換算1333円)

 

「文字単価2円」はライター界で高単価といわれますが、管理栄養士ライターなら文字単価2円の案件はたくさんあります!!

 

また書くスピードを上げることも大切。たくさんこなせるようになりますし、時給換算したときに時給も高まります。

先ほどの例は1記事で3時間かかる計算でしたが、1記事2時間までスピードアップできると、時給は1333円→2000円までアップします。

 


2000字4000円×月30本 ⇒12万円の収入
1記事2時間×30本=60時間 ⇒時給換算2000円

 

また引き受ける単価が高まれば、たくさん書かなくてもある程度の収入を得られますよ。

3.クライアントファーストで仕事をする

クライアント優先で仕事を進めるのは、ライターとして最も大切と言っても良いくらい大事なこと。

(ライターに限らず、副業やフリーランスとして仕事をするなら、常に心がけたいところです)

 

クライアントの貴重な時間を奪うような仕事をしていると、継続の仕事をもらえなくなったり、単価アップにつながらなかったりするのは当然。

たとえば、このような仕事の仕方はNGです。

・納期を守らない
・メールの返信が遅い
・マニュアルを守らない
・調べればわかるような質問ばかりする

 

これではクライアントに労力ばかりかけてしまうだけでなく、信頼も得られません。

 

これらはちょっとした心がけで改善できるところばかり。クライアントの求めるライターになりましょう。

4.医療分野や薬機法関連分野などの専門性を身に付ける

栄養や食に関する分野の中でも、医療や薬機法(健康食品関連)は単価が高い傾向があります。

これは、より専門的な知識を必要とされるからです。

 

責任も伴う分野になりますが、単価を高めたい方は専門性の高い分野の勉強をするのも良いでしょう。

 

メモ

医療や薬機法に関する講座などの中には、とんでもなく高額な講座も存在します。「受講(勉強)するだけで月●●万円稼げる」なんて甘い仕事はありませんので、よくよく考えてみてくださいね。また安価で質の良い講座もありますので、視野を広げてみても。

 

もし病院や介護施設などで働いた経験があるなら、経験を活かすチャンスです。現に私も、病院での得た知識や経験を活かして記事を執筆することがあります。

単価の高い案件の見分け方ってあるの?

先ほども伝えたように、売る商品やサービスが高価なジャンルはライティング単価も高い傾向があります。(管理栄養士が携われる分野の中で、どのような分野になるかはご自身で考えてみてくださいね)

 

また運営会社の規模が大きいほど、ウェブサイト運営に予算をかけられやすいため、単価が高い傾向です。

 

・商品やサービスの値段
・運営会社の規模

 

この2点をチェックしてみると、単価の高い仕事に出会える確率が高くなりますよ。

【まとめ】どの程度の収入を得たいか?を考えるのも大切

ライターとして働く際に、どの程度の収入を得たいか?そのためにどの程度仕事を獲得すれば良いか?を考えてみるのも大切です。

扶養内や副業として、月に2~5万円程度でOKなら、稼ぐのは難しくないと思っています。

フリーランスとして会社員時代以上の収入を得たい場合は、売れっ子ライターになれるよう、たゆまぬ努力が必要だと思います。またライターだけでなく、管理栄養士の免許を活かして特定保健指導の仕事や、レシピの仕事などと組み合わせて収入アップに繋げるのも良いですね。

 

ライターの仕事の始め方はこちらで詳しく解説しています。

こちらもCHECK

管理栄養士ライターになるには?仕事内容や収入、なり方を解説

管理栄養士や栄養士としてライターの仕事をしてみたいけど、どうやってはじめたらいいんだろう?私にできるのかな?という方に向けた記事です。副業→フリーランスとしてWEBライターで収入を得ている私が、ライターになるための準備法、簡単にはじめられる3つの手順、さらには注意点についてご紹介します。

続きを見る

 

ライターと組み合わせるならこのような仕事がありますよ!

こちらもCHECK

管理栄養士・栄養士の資格を活かしたおすすめの副業8選

管理栄養士、栄養士で副業をはじめたいと思っている方に向けた記事です。病院で働きながら、副業で月に3~5万円稼いでいた経験をもとに、月に数万円の収入を得られる副業を紹介します。

続きを見る

スポンサーリンク

-副業, 在宅ワーク, 栄養士の仕事

© 2024 管理栄養士ちひろのブログ Powered by AFFINGER5